図書館司書というと【図書館で働いている人】というイメージしか沸いてこない人も多いのではないでしょうか。
図書館で働く人だけれど具体的に何をしているのか詳しくはわからない、という人も多いことでしょう。
図書館司書の仕事はたくさんあります。
返却された本を書架に戻すという誰にでもイメージしやすい業務はもちろんですが、当然これだけではありません。
資料の整理、図書館利用者からの質問対応、図書館に置く本や資料の選定などがメインの仕事となります。
しかしこれだけではなく、外からは見えない細かい業務もたくさんあり、場所によっては図書館主催のイベントがあってその企画を行ったりと、多岐にわたるのです。
ここで気になってくるのが、図書館司書になるために専門知識が必要なのかということです。
まず、図書館で働くために必ず司書の資格が必要かというと、必ずしもそうではありません。資格がなくても募集があり採用されれば働くことができるので、資格は必須条件ではないのです。
しかし、だからといって専門知識が全く必要ないかというとそうではありません。
図書館司書の仕事の一つに、レファレンスというものがあります。利用者から質問されたことに対しての回答を探すという仕事です。
利用者からの質問は千差万別ですが、求められている回答を得るにはどの本を参考にすれば良いのか、ここまで知っておかないとできない業務です。
図書館司書にとって専門知識はあった方が、仕事に役立つことは間違いないと言えるでしょう。
通学しなくても通信教育で図書館司書の資格を取得することができます。