公共図書館で働く司書の仕事(口コミ)です。
全国の市町村などの自治体が運営しているのが公共図書館です。
そして、そこに勤務している人たちを図書館司書と呼びます。
そして、司書の業務をサポートする立場の人が司書補。
公共図書館に勤務する図書館司書と司書補の業務は多岐にわたります。

まず代表的な仕事がカウンター業務です。
ここでは本を借りるために必要な貸出カードを作ったり、本の貸し出しと返却の処理を行います。
返却された本や、館内で読まれた本を分類法に合わせてきちんと整理するのも大切な仕事。
単純な力作業に見えますが、分類法は非常に細かく規定がありますから、専門知識が要求される仕事でもあります。
正しく一定の基準で本が分類されていないと、調べたいことの描かれている本や読みたい本が見つからなくなってしまいますから、地味ながら重要な業務です。

公共図書館には児童図書専門のエリアがあります。
ここでは月に数回、来館した子供たちを対象にした絵本の読み聞かせや紙芝居などを披露します。
子供との接し方も要求されますし、司書講習でも読み聞かせに関連する勉強をすることになります。
調べ物の手伝いをするレファレンス業務など、本の貸し出し以外でも来館した人たちとのコミュニケーションする機会は色々とあります。
人とのコミュニケーションが得意な人には、楽しいお仕事だと思いますよ。

図書館司書の資格は通信でも取得できます。